とある日、煙草吸いつつ大連の子会社支援メンバー3人で密談中。
(注:昨年から、中国大連に子会社立ち上げ支援で通っております)

「やっぱさ、現地で一人歩きしてる時に丸腰なのは危ないよなあ?」
(過去六回の訪中で、危ない目に遭った事は一度も無いんだが…)
「そーだよな。とは言っても現地で携帯買うとなると高いしさあ…。」
(日本と違い、絶対¥0で携帯くれたりしない。ってか日本が異常)
「経費購入の交渉して、ダメなら3人の割勘で買おうぜ!」と合意。

仲間の合意を得て、理論武装に入る俺様。
中国で携帯電話に加入するには、大別して2社からの選択となる。
中国移動通信(CHINA MOBILE)と中国聯通(CHINA UNICOM)
からの選択になるが、2G携帯買うのならば、大した違いは無い。
一部にPHS(小霊通)も出回っている模様だが、普通に考えれば、
結論は携帯に落ち着く。日本と違うのは、携帯本体自体はどちらの
キャリアでも使えるという事と、日本と違い、SIMカードちゅう代物を
別途買う必要がある事くらい(携帯本体を買う≠電話番号がある)。
あとは、受信側にも課金されるという事かなあ。「上海知恵袋」に
(http://www.shanghaiworld.com/jam/chie.htm)
非っ常〜に分かりやすい説明が記載されてるので、御覧あれ。

問題は携帯電話本体が非常に高いという事だ。だいたい、まともな
(何がまともかはヒトそれぞれだが)新型携帯を新品で買おうとすると、
2,000〜3,000元(¥26,000〜39,000)するらしい。
俺様が支援してる子会社のアホ総経理が使用している携帯なんぞ、
帳簿上3,950元(¥51,350!)の固定資産扱いである…。

赤字のクセに何やっとんねん。経費抑えんかい!ゴルァ!

こんなに高いのに、人民どもの携帯所持率は結構高いんだよなあ。
つーか、人民どもは無類の無駄話好き(これは別の機会に書こう)&
見栄っぱりだから、何とかして手に入れてるんだろうなあ。

という訳で、仲良し(笑)の取締役経理部長が機嫌良さそうに煙草を
吸っとる頃合いを見計らって経費交渉。

俺様   「○木さ〜ん。ちょいと御願いがあるんですケド〜。」
経理部長「おう、○コちゃん。さっきはサンキュ♪で、何?」
俺様   「また大連逝くんですが、現地の携帯買って良いっすか?
        夜間出歩いてるトキに丸腰なのが不安なんですよねぇ。
        毎回いちいち空港で借りるのも高くて面倒なんですよ。
       プリペイド買って維持費は自分達で持ちますからぁ。」
経理部長「二人居るトキはどーすんだ?」
俺様   「片方持っときゃ平気でしょ(本音は3台欲しいケド…)」
経理部長「ふ〜ん。で、幾ら?」
俺様   「だいたい3万位ですかね。向こうのは高いんですよ。」
経理部長「あ〜、だったら良いや。万が一を考えて持っとけよ。」

あっさり交渉成立♪流石俺様>違

財務長官落としてから、直属の常務に「報告」>おいっ!順番逆
俺様     「向こうでセキュリティ対策に、携帯買いますので。」
常務取締役「あ、そう。分かった。」

終了♪(カンカンカンカン♪)
追:翌日更に交渉し、都合2台分の交渉成立>ルンルン♪

かくして中国携帯電話購入プロジェクトは承認されたのであった。

(続く)

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