携帯電話を買うのに付き合ってくれた王小姐(23)だが、半年くらい前に
よく行っていた中華料理屋で服務員(従業員)だった小姐である。日本に
留学していた事もあり、日本語は上手(意思疎通はほぼ完璧)だし愛嬌
あるので当時は店に行っては可愛がっていた。その中華料理屋を辞めて
しまってから半年後、メルアドが見つかったんで連絡し今回久〜しぶりの
再会となった訳だが…(下記会話は一緒にご飯食べながら)。

俺様「前から思ってたんだけど、王○って彼氏いるでしょ?」>誘導尋問
王○「エヘヘ(照れながら)居ますよ♪日本人のヒト。」
俺様「やっぱりね。日本語上手だから絶対日本人の彼氏居ると思った。」

ここまでは良かったんだが…。

王○「日本で知り合いました。今年中に日本に行くので結婚しますよ♪」
俺様「えっ、そうなの?(いきなり結婚かいっ)彼は幾つ?」
王○「35歳ですよ。」
俺様(げっ、12歳差かよ。彼氏が何とも羨ますぃ)「彼は良い人かい?」
王○「うん、すごく私の事を好きですよ♪」
俺様「貴女はどうなの?」
王○「うーん、嫌いじゃないケド…(しばし考えて)愛とは違うかなあ…。」

おいおいっ!

俺様「王○はそれで良いの?」
王○「去年の夏に彼と話して私の人生は決まりました。彼は優しいし。
   一回日本に行った(留学した)事のある私が再度日本へ行くのは
   大変なんですよ。」

(以下略)

瓦房店(大連から北にバスで2時間)の農村出身である彼女は中国では
ごく普通の人民(どちらかと言えば貧しい方)だし、買い物付き合ってくれ
たお礼に星海広場に連れてっても海辺で靴脱いではしゃぐ様な、純粋な
小姐である。彼女は決して拝金主義のカラオケ小姐ではないんだよ。
「結婚して日本に行く」のではなく、「日本に行くから結婚する」って…。

(本当に君は良いのかい?)と個人的に(下心じゃなくて)可愛がっていた
俺は、現実を垣間見た様で凄く寂しい気分になった。相手に愛されてい
る事は幸せなことだし(せめてもの救い?)、噂に聞く「来日目的だけ」の
偽装結婚でもない様子だが…。
結婚の動機に(日本へ行きたい、豊かな生活をしたい!)ってのが多分に
あるのは間違いないだろう。

他人の人生にはクチ出せないけどさ…(他人って書くと寂しいよね)。
日本で幸せになるんだよ、王○。

追記:地方(農村)と都市では、かなり貧富の差が激しいのだよ。
    人権意識希薄な中国では、いまだ戸籍による差別もある様だし。
    もし全人民13億人が豊かになったらどうなるか考えてごらんよ。
    世界的な食料危機に見舞われる事間違い無しだね。
    悲しいけれど、現実でした。

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